人体に必要な水分の収支バランス
「摂取量と消費量」
 
体内にある水量は、成人で体重のおよそ55~60%と言われています。
体重50kgの人なら、約27リットッル~30リットルの水が体内にある計算になります。
体内の水は約3分の2が細胞内液としてあります。
4分の1は細胞間液として存在し、
残りの12分の1が血液中の血漿(けっしょう)中にあります。
血漿の90%は水分です。
 
水は体の中で重要な役割を果たしていて体内での水の働きとして…
・食物が消化されていく過程で作用するさまざまな酵素が、潤滑に酵素反応できるような場を提供しています。
・栄養物やホルモンなどを溶かしたり薄めたりして、血液などの形として体全体に運搬します。
・体内の不要物を、尿または糞便として排泄する助けとなります。
・アルコール摂取後には、血液中の血漿から「水」を借りて分解処理をします。
・汗としての水分は体温調節もします。
・涙などの潤滑を目的とした水もあります。
 
水が1滴も無い状態では1週間は生きられません。
食事をすることができない絶食状態でも、水により1ヵ月以上も生き延びられた人もいます。
 
人間は水なしでは生きられません!!
 
災害時などは、飲み水の確保と同時に、生活水としての水の確保も大事なことです。
災害などが起こる前から水の生活習慣を見直し、
「水質浄化液・スワンミネラル」の知識を生かしてください。
 
災害時でも「水質浄化液」を使用する生活をそのまま続ける事が出来て、飲み水の心配はしなくても良いのです。
 
吉田 省司 先生 健康耳寄り情報 Vol.2